1980年代、チェッカーズのような洗礼されたアイドルが
もてはやされる中、男っぽい男と言うスタイルのアイドルは
徐々に廃れていっていました。
その流れは一世風靡セピアにも飛び火し、彼らの
人気も衰退していきました。
その中で、逆に男らしい男の世界が支持されている
メディアもありました。
週刊少年ジャンプで連載されているマンガが
その代表格と言えます。
キン肉マンや北斗の拳といった、男の戦いが
メインで描かれるマンガが流行した事で、男ファンが
男らしさを支持すると言う図式が成り立ちました。
その中でも特にその傾向が強かったのが、『魁!!男塾』です。
登場人物はほぼ全員男で、男同士の友情と戦いを扱った
マンガでした。
様々な理不尽やネタとなった要素を差し引いても、名作と
呼ぶに相応しい長期連載でした。
そんな『魁!!男塾』がアニメ化され、その主題歌に
一世風靡セピアの『汚れっちまった悲しみに』が起用されたのも、
ある意味当然と言えるかもしれません。
彼らはもう残り少なくなった、男臭いアイドル集団
だったからです。
結果的に『汚れっちまった悲しみに』は大ヒットする事無く、
一世風靡セピアも翌年解散してしまいましたが、
この曲と彼らの名前は『魁!!男塾』ファンの間に色濃く残りました。
今も尚一世風靡セピアの映像を求める人が多いのも、
単にメンバーの俳優としての活躍だけではなく、こう言った
リアルタイムでのファンが残っているからかもしれません。